多くの会計監査経験をベースに御社のビジネスをより良い方向に導けます

小野尾小野尾公認会計士・税理士事務所の小野尾(詳しいプロフィール)と申します。

当事務所では、公認会計士として会計監査を通して様々な会社を見てきた経験をお客様の事業内容やビジネスモデルに応じて役に立たせるように心掛けています。

会計監査の目的は、その会社が公表する決算書が会計のルールに沿って作成されていることを確認することです。株主や投資家がその会社の決算書が信頼できるものであることを保証するものです。

会計監査を通して数多くの会社の事業内容やビジネスモデルを拝見し、その成功例と失敗例を見てきました。それらのノウハウを元にお客様の立場にあったご提案をできるなら幸いです。

 

なぜ、会計監査が大切か?

会計監査の目的は、その会社が公表する決算書が会計のルールに則って作成されているかどうかを確認することです。それにより、株主や投資家がその会社の状況を正しく把握することができるようになります。

会計監査は一般的には大手企業のものというイメージで、中小企業にはあまり馴染みがないものです。しかし、そのノウハウ自体は中小企業にとっても有益なものです。

会計監査では、帳簿の数字を見るだけ訳ではありません。その会社の事業活動や管理体制まで踏み込んで会社の実態を十分に把握した上で、決算書がその会社の実態を表しているかを確認しています。

そのため、その会社がどのようなビジネスモデルで事業展開しているか、どのような管理体制を構築しているか、また、関連会社や取引先とどのような契約をしているか、などを詳細に確認する必要があります。

決算書や帳簿に限らず、事業計画や資金繰りについて議論することもあり、経営者と今後の事業展開についてディスカッションすることもあります。

公認会計士として会計監査を多数経験することは、必然的に数多くの会社のビジネスモデルを見てきたことであり、成功例も失敗例も熟知していると言えます。

 

会計監査により債権回収漏れ、税金の圧縮ができた事例をご紹介します

会計監査では会社の状況を正しく理解することや潜在的なリスクに気を付けることも求められます。

そのため、会計監査で会計帳簿を見たり、資料を読んだり、お客様と議論したりするときには必ず「どうしてこの取引をするのだろうか?」、「この取引に何か問題はないだろうか?」ということを意識するようにしていました。

この経験は顧問税理士として業務を行う際にも生きています。

お客様からお預かりした会計データや資料を確認するとき、お客様と打ち合わせを行うときには、同じように「どうしてこの取引をするのだろうか?」、「その取引に何か問題はないだろうか?」ということを意識しています。

気になることはお客様に質問しますので、それにお答え頂くことで節税や事業展開に役に立つようなご提案ができるようになります。お客様も気付いていなかったアイデアにお客様自身が気付くこともあります。

 

■売掛金の請求漏れに気づけた、A社の場合

例えばA社ではこんなことがありました。

A社の会計データを確認していたら、売掛金の動きが気になったので、そのことをA社の担当者に質問して調べて頂きました。

その結果、売掛金の請求漏れが判明しました。あわてて請求書を送って、無事に売掛金を回収することができました。

A社の経営者と担当者には売掛金の管理の大切さを説明し、会計データを活用した管理方法をアドバイスしました。

それにより、売掛金の回収漏れもなくなり、また、会計データを活用した管理方法なので手間もかからなくてよいと、喜んで頂けました。

 

■月末にお金が残らないと嘆いていた、B社様の場合

また、B社ではこんなことがありました。

B社は小売業を営んでいますので、店舗を出店する際には内装工事を行っています。当事務所とお付き合い頂くまでは、内装工事代金をまとめて一つの固定資産として計上していました。

固定資産は減価償却として長期にわたって費用になっていくので、工事代金を支払ってもすぐには費用にできず、税金も多めに払うことになってしまいます。

そのため、B社の経営者は「利益が出ても、お金が残らないんだよな。。。」と困っていました。

内装工事の明細がわかれば、工事内容や金額によっては固定資産とせず支払時に費用処理できるものもあります。その分、税金を減らすこともできるので、資金的には楽になります。

当事務所にご相談頂いたことで、B社の経営者は内装工事をするときには工事明細を入手するようになり、それをもとに弊所と検討して、工事代金の処理方法を決めるようになりました。

それにより、早期に資金回収することができるようになったので、大変助かったと、喜んで頂けました。

また、お客様から財務や税務の方向性や事業展開に関してご相談頂くこともあります。

その場合にも会計監査での経験を活かして、コンプライアンス上の判断に関しても意見や事例をお話ししたり、潜在的なリスクについてもアドバイスすることもあります。

お客様にお役に立てるご提案をすることもできますし、お客様が持っていなかった視点からアドバイスすることもできます。

 

■新規顧客の売掛金回収に不安のあった、C社様の場合

例えばC社さんでこんなことがありました。

C社が新しいお客様と取引をすることになったと伺いました。取引先が増えて嬉しい半面、売掛金が回収できるか不安なのだ、と相談を受けました。

それに対して、「その会社と相談して、販売代金を前払いで貰うか、場合によっては保証金のようなものを事前に預ってもいいかも知れませんね。」とお答えしました。

その結果、その取引先とは販売代金を前払いで貰うことで合意できたので、取引先も増えたし、売掛金の回収もできたし、とてもよかったと喜んで頂けました。

 

会計監査を多数経験していることがどう、御社のお役に立てるか?

会計監査を多数経験したことで、御社のビジネスに関しても、より深く理解できます。また、御社が新しく事業を始めるときにもたくさんの成功事例や失敗事例を見てきた経験から、事業を成功させるためのお手伝いをすることが可能です。

もちろん、既に動いているビジネスモデルに対しても、御社にとってより良い方向に導けるようにご提案することも可能です。

もしも「今のビジネスをより拡大するにはどうしたらいいか?」「経営の安定性をより高めるにはどうしたらいいか?」「新しいビジネスモデルを軌道に乗せるにはどうしたらいいか?」など相談されたい方は、下記よりお気軽にお問い合わせ下さい。無料相談を通して、御社のお役にたてれば幸いです。

 

※会計監査
会計監査とは、会社が作成する決算書について、その会社とは関連性のない一定の独立性を有した個人や組織が監査を行うことです。

経営者は、会社の業績や決算書などを株主や投資家に対して報告する必要があります。その報告内容が正しくなかったとすると、株主や投資家はその会社の状況を正しく判断することができません。そのため一定の独立性を有した個人や組織が、その内容に誤り等がないことを確認する作業が必要になってくるのです。

要するに、会計監査とは、その会社の決算書がルールに沿ってちゃんと作成されているかやその会社の実態を表しているかどうかを確認して、決算書にお墨付きを与えることです。

 

小野尾公認会計士・税理士事務所 東京都中央区銀座2-10-8 マニエラ銀座ビル4階

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